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商品番号 | he_nan0086 |
商品タイトル | 開封市文物事業管理所 |
| 河南省/開封市 |
レンタル価格 | 20,000円 |
送料 | 送料込 |
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photo説明
河南省/開封市/開封市文物事業管理所
■開封市 開封は黄河の南岸に開けた街。1954年までは河南省の省都だった。鄭州の東、急行で1時間。中国六大古都の一つである開封は今、大きな近代化の波にもまれつつある。 最盛期は北宋時代、ベン京といわれたところで、小説『水滸伝』の舞台にもなっている。その後、たび重なる黄河の氾濫によってベン京の都は地中深く埋まってしまったが、往時の繁栄ぶりは「清明上河図」は北京の故宮博物院に収められているが、開封の相国寺内で、その模写を見ることができる。 開封には1000年後の今日でも宋代の文化を伝えるものが二つ残っている。一つはベン京料理、もう一つはベン繍と呼ばれる刺繍である。 ベン京料理には「鯉魚焙面」(黄河でとれた鯉を油で揚げて甘酢で味付けし、カリッと揚げたソバを添える)や、形、色、味ともに名菜のほまれ高い「桶子鶏」などがある。 中国の刺繍といえば蘇州、抗州が有名だが、それらはいずれもベン繍の影響を受けている。ベン繍は黄河の氾濫や遷都により衰退の一途を辿ったが、新中国になって復興された。従来の刺し方に新たな手法が加味され、絵画の風格を持つ工芸品として内外に評価が高い。
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